共働き家庭向けのお役立ち育児ブログ

はじめに 「うちの子、前に行った公園のことを覚えてるみたい…？」 「このおもちゃ、前回も楽しそうに遊んでたな…」 1歳のお子さんを持つパパやママなら、こんな風に子どもの成長に驚かされることが増えてきたのではないでしょうか。実は、1歳児の記憶力は私たちが思っている以上に発達しているんです。 「記憶力」と聞くと、難しい勉強を思い浮かべるかもしれませんが、この時期の記憶力を伸ばすのに必要なのは、特別な教材ではありません。毎日の中で、お子さんと一緒に楽しく遊ぶこと。これだけで、子どもの記憶力はぐんぐん伸びていきます。 この記事では、1歳児の記憶力の特徴から、遊びを通して楽しく鍛える具体的な方法、さらに親が意識すべきポイントまで、分かりやすく解説します。 1. 1歳児の記憶力、その驚くべき特徴とは？ 1歳児が持つ記憶力は、主に「感覚記憶」と「手続き記憶」です。 感覚記憶： 見たもの、聞いたこと、触れたものなど、五感で感じた情報を一時的に覚える能力。 手続き記憶： 自転車に乗る、箸を使う、といった、体で覚える記憶。この時期は「コップで飲む」「スプーンを使う」といった、簡単な体の動かし方を覚える時期にあたります。 この時期の特徴は、 「楽しい経験」と結びついた記憶ほど、強く残る ということです。お気に入りのおもちゃで遊んだ記憶、パパやママと行った楽しい場所の記憶は、お子さんの中にしっかりと刻まれていきます。 2. 遊びながら楽しく！1歳児の記憶力を伸ばす4つの方法 特別な知育玩具がなくても、日々の遊びの中で記憶力を育むことができます。ここでは、いますぐ実践できる遊びのアイデアをご紹介します。 2-1. 「繰り返し」がカギ！同じ絵本や歌を何度も楽しむ 「またこの本を読んでほしい！」と、同じ絵本を何度も持ってくることはありませんか？これは、お子さんがその絵本の内容を覚えようとしているサインです。 ポイント： 「繰り返し」は記憶の定着にとても重要です。同じ絵本を何度も読んだり、同じ歌を繰り返し歌ったりすることで、物語の展開や歌詞を少しずつ覚えていきます。 2-2. 「ごっこ遊び」で記憶と想像力を刺激 お人形にご飯をあげたり、車を走らせたりする「ごっこ遊び」は、過去の体験を再現する遊びです。 ポイント： 過去に食べたご飯や、見た車の動きを思い出すことで、記憶を呼び起こす練習になり...

「うちの子、一つの遊びにすぐ飽きちゃうみたい…」 「どうすればもっと集中して遊んでくれるのかな？」 1歳頃の赤ちゃんは、まだ集中力が長続きしないのが普通です。興味のあるものが次々と変わり、一つの遊びに没頭することはあまりありません。しかし、この時期に親が遊び方を少し工夫するだけで、お子さんの**「集中する力」**を自然と育むことができます。 今回は、1歳児の集中力を遊びを通して伸ばすための、具体的なヒントを3つご紹介します。 1. 遊びの環境をシンプルにする 子どもの集中力を妨げる一番の原因は、「あれもこれも」とたくさんの遊び道具があることです。目に入る情報が多すぎると、お子さんの興味が次々と移り変わり、一つの遊びに集中できなくなってしまいます。 【具体的な工夫】 一度に遊ぶおもちゃの数を2〜3個に絞る。 遊んでいないおもちゃは、見えない場所に片付けておく。 おもちゃを定期的に交換して、常に新鮮な気持ちで遊べるようにする。 ポイント： おもちゃは全部出さず、お子さんが**「今、何で遊びたいか」**を自分で選べるような環境を整えてあげましょう。 2. 「できた！」の達成感を積み重ねる 集中力は、**「やりたいことをやり遂げる喜び」**から生まれます。簡単な課題をクリアする経験をたくさんさせてあげることで、集中して取り組むことの楽しさを学んでいきます。 【具体的な遊び】 型はめパズル： ピースをはめるという簡単な動作を繰り返すことで、集中力を養います。 積み木： 一つずつ積み上げる動作は、指先を使う練習にもなり、集中して取り組むことができます。 ボール遊び： 転がしたボールを追いかけたり、掴んだりする動作は、遊びに没頭するきっかけになります。 ポイント： 途中で手伝いすぎず、 お子さんが自力で解決しようとする時間 を見守ってあげましょう。 3. 親も一緒に「夢中」になる 大人が楽しそうに遊んでいる姿は、お子さんの好奇心を引きつけます。親がスマートフォンを触りながら遊ぶのではなく、お子さんと一緒に遊びに夢中になる時間を作りましょう。 【具体的な関わり方】 お子さんがしている遊びを真似してみる。 「わぁ、すごいね！」と、声に出して喜びを伝える。 おもちゃを渡すだけでなく、「次はこれをここに置いてみようか？」と声をかけて、一緒に考える時間を作る。 ポイント： お子...