「これで失敗しない!」赤ちゃんの足の形と靴選びの基礎知識
「そろそろファーストシューズを買ってあげたいけど、何を選べばいいの?」「赤ちゃんの足の形って、どうなっているの?」
そう悩んでいるママ・パパも多いのではないでしょうか。かわいいデザインのベビーシューズがたくさんあって、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
でも、ちょっと待ってください!赤ちゃんの足はとてもデリケートで、大人とはまったく違う特徴を持っています。サイズやデザインだけで選んでしまうと、その後の足の成長に影響を与えてしまうかもしれません。
この記事では、赤ちゃんの足の形の秘密から、正しい靴選びのポイントまで、専門家の視点を交えてわかりやすく解説します。
知っておきたい!赤ちゃんの足の3つの特徴
赤ちゃんの足は、まだ骨が柔らかく、筋肉も未発達です。だからこそ、靴選びがその後の足の成長を左右すると言っても過言ではありません。
とっても柔らかい:赤ちゃんの足の骨は、ほとんどが軟骨でできています。そのため、大人のようにしっかりとした形がなく、とても柔らかいのが特徴です。
土踏まずがない:生まれたばかりの赤ちゃんには、土踏まずがありません。足の裏全体がぺったんこに見えるのは、足の脂肪が分厚く、アーチを形成する骨が未発達だからです。
汗っかき:赤ちゃんの足の裏は、全身の中でも特に汗をかきやすい場所です。汗をしっかり吸収し、通気性の良い素材の靴を選ぶことが大切です。
ファーストシューズからセカンドシューズへ!正しい靴選びの5つのポイント
それでは、具体的なベビーシューズの選び方を見ていきましょう。ただサイズを合わせるだけでなく、以下の5つのポイントをチェックしてください。
かかとがしっかりしているか:まだ歩き始めたばかりの赤ちゃんの歩行を安定させるには、かかと部分が硬く、しっかりしている靴を選びましょう。
足の指が自由に動くか:「捨て寸」という、つま先に少しの余裕があるものを選びます。具体的には、つま先に1cm程度の余裕があると、足の指が自由に動くことができ、正しい歩き方を促します。
靴底は適度に曲がるか:靴底が硬すぎると、足の裏の筋肉をうまく使えません。足の指の付け根あたりで、自然に曲がるものが理想です。
マジックテープでしっかり固定できるか:紐靴は脱げる心配がありますが、マジックテープなら簡単に調節でき、赤ちゃんの足をしっかり固定できます。
通気性が良い素材か:赤ちゃんの足は汗っかきなので、通気性の良いメッシュ素材や天然素材の靴を選ぶと良いでしょう。
意外と知らない?!子供靴のサイズ測り方と買い替え時期
子供靴は、すぐにサイズアウトしてしまいます。定期的に足のサイズを測り、適切な買い替え時期を見極めることが大切です。
1. 赤ちゃんの足のサイズ測り方
ご自宅で簡単に足のサイズを測るには、壁に足をつけ、かかとをしっかり固定して、一番長い指の先までの長さを測る方法がおすすめです。
2. 買い替え時期は?
子供靴は3〜4ヶ月に一度、サイズを見直しましょう。特に赤ちゃんの足の形は急速に変化します。
靴を嫌がる、すぐ脱げる、靴の中に違和感があるなどのサインは、サイズアウトの可能性があります。
あなたの赤ちゃんはどのタイプ?足の形の豆知識
大人の足には、「エジプト型」「ギリシャ型」「スクエア型」の3つのタイプがあると言われています。赤ちゃんの足も個人差がありますので、靴選びの参考にしてみてください。
エジプト型:親指が一番長いタイプ。
ギリシャ型:人差し指が一番長いタイプ。
スクエア型:指の長さがほぼ揃っているタイプ。
もし、赤ちゃんの足のことで気になる点があれば、専門家(整形外科医や靴の専門家)に相談するのも一つの方法です。