復縁再婚は「おトク」が多い?名字変更や再婚禁止期間の免除などメリットを徹底比較

 「元通りの生活に戻るだけ」と思われがちな復縁再婚ですが、実は法的手続きや経済面で、初婚や別の方との再婚にはない**「おトクなメリット」**がいくつも存在します。

同じ相手だからこそ簡略化できる手続きや、法律改正によって変わった最新の再婚ルールなど、知っているだけで損をしないためのポイントを詳しく解説します。


一度離婚した相手との再婚。気恥ずかしさや不安があるかもしれませんが、実務的な面で見ると、復縁再婚は**「もっともコストとストレスが低い再婚」**と言えます。

役所の手続きからお金の話まで、復縁再婚だからこその優遇ポイントを整理していきましょう。


1. 法律の壁がない!「再婚禁止期間」の即時免除

通常、女性には離婚後一定期間の「再婚禁止期間」が設けられています(※2024年の民法改正により原則廃止の方向ですが、経過措置や嫡出推定のルールは依然として重要です)。

しかし、「前夫と同じ相手と再婚する場合」は、以前からこの期間の制限を一切受けません。

  • なぜ免除される?: この法律は「お腹の中の子供の父親が誰かをハッキリさせるため」にあるからです。相手が同じであれば父親が重複する恐れがないため、離婚届を出した翌日に再婚届を出しても、法的に何ら問題ありません。

  • メリット: 「思い立ったが吉日」で、すぐに家族としての法的地位を取り戻せます。


2. 名字(姓)の変更ストレスが「ほぼゼロ」

再婚でもっとも面倒なのが、名字が変わることによる名義変更の嵐です。復縁再婚の場合、ここが劇的に楽になります。

名字を戻していなかった場合(婚氏続称)

離婚時に「離婚の際に称していた氏を称する届」を出し、婚姻時の名字を使い続けていた場合、再婚しても名字は変わりません。

  • 書き換え不要なもの: 運転免許証、パスポート、銀行口座、クレジットカード、各種SNSやアプリの登録情報。

  • メリット: 周囲に再婚したことを気づかれにくく、仕事上のキャリアも途絶えません。

名字を旧姓に戻していた場合

たとえ一度旧姓に戻していても、相手が同じであれば「以前呼んでいた名字」に戻るだけ。役所や銀行の担当者も「以前のデータ」を照合しやすいため、全くの別姓になるよりスムーズに進むケースが多いです。


3. 実はお金も動く?再婚でもらえる「助成金」の真実

「再婚だとお祝い金や助成金はもらえない」と思い込んでいませんか?実は、条件次第では高額なサポートを受けられる可能性があります。

結婚新生活支援事業

多くの自治体で実施されている「結婚新生活支援事業」は、新婚世帯の家賃や引越し費用を最大30万円〜60万円補助してくれる制度です。

  • 復縁でも対象になる?: 自治体によりますが、**「過去にこの補助金を受給したことがない」**のであれば、再婚であっても対象になるケースが多いです。

  • 条件例: 夫婦共に39歳以下、世帯所得が一定以下(500万円未満など)であること。

同じ相手との再婚であっても、新しく賃貸契約を結んだり引越しをしたりする場合は、一度自治体の窓口で「再婚(復縁)ですが対象になりますか?」と確認してみる価値は大いにあります。


4. 戸籍の手続きが「シンプル」で済む

全く別の方と再婚する場合、子供の養子縁組や入籍届など、複雑な家庭裁判所の手続きが必要になることがあります。

復縁再婚の場合、子供との親子関係は最初から切れていない(あるいは認知の必要がない)ため、婚姻届を出すだけで家族の形が元通りになります。

  • 連れ子の手続き不要: 自分の実子であれば、再婚によって当然に同じ戸籍に戻すことができ、法的な養子縁組の手続きは不要です。


5. 復縁再婚の「メリット・デメリット」比較表

項目復縁再婚(同じ相手)通常の再婚(別の相手)
再婚までの期間即日可能(待機期間なし)法律のルールに従う必要あり
名義変更の手間最小限(名字据え置きならゼロ)膨大な書類の書き換えが必要
子供の手続き婚姻届のみで完結が多い養子縁組など家裁の手続きが必要
親族への説明「元サヤ」で理解が得やすい面もゼロからの関係構築が必要
リスク同じ離婚原因の再燃に注意新しい相性問題の発生

まとめ:賢く「元サヤ」に戻るために

復縁再婚は、形式的な手続きにかかる「時間」と「お金」を節約し、その分を**「新しい二人の生活」**に投資できる賢い選択です。

名字や法律の制限をクリアしやすいからこそ、浮いたエネルギーを「次はどうやって円満な家庭を築くか」という作戦会議に充ててみてください。