ahamo(アハモ)を海外で使うには?追加料金なしで利用する設定から注意点まで徹底解説!


「ahamoを契約したけど、海外旅行に行くときもそのまま使えるのかな?」

「海外で高額請求されないか心配…何か設定が必要?」

海外旅行や出張の際、手持ちのスマホがそのまま使えるかどうかは、大きな心配事の一つですよね。特にahamo(アハモ)は、海外でのデータ通信に追加料金なしで利用できるという画期的なサービスを提供していますが、いくつか知っておくべきポイントがあります。

この記事では、ahamoを海外で賢く、そして安心して使うための方法を、設定から注意点、さらに高額請求を避けるためのヒントまで、あなたの疑問を解消する形で詳しく解説していきます。これであなたも、海外でのスマホ利用を最大限に楽しめますよ!


1. ahamo(アハモ)を海外で使うメリットって?

ahamoの最大の魅力は、なんといっても追加料金なしで海外データ通信が利用できる点です。これは、従来のキャリアの海外ローミングサービスとは一線を画す大きなメリットです。

メリット1:追加料金なしで海外データ通信が可能!

ahamoの基本料金(月額2,970円・税込)の範囲内で、毎月30GBのデータ容量を国内と海外で共有して利用できます。これは、日本人が渡航する主要な国・地域の約98%をカバーする91の国・地域が対象です。

一般的な海外ローミングサービスでは、1日あたり数百円〜数千円の追加料金が発生することがほとんどなので、ahamoなら旅行中の通信費を大幅に節約できます。

メリット2:事前の申し込みや面倒な設定が不要!

海外に着いたら、スマホの**「データローミング」をオンにするだけ**で、すぐにデータ通信が利用できます。日本で事前に特別な手続きをする必要はありません。これは本当に手軽で、海外での手間を最小限に抑えたい方にはぴったりです。

メリット3:テザリングも利用可能!

海外でもテザリング機能が利用できるので、PCやタブレットなどをインターネットに接続したい場合にも便利です。ただし、テザリングで利用したデータ量も、30GBの範囲内で消費されます。


2. ahamoを海外で使うための設定方法(iPhone・Android共通)

海外に到着したら、以下の簡単なステップで設定を完了させましょう。

STEP 1:機内モードを解除する

飛行機を降りて、現地の空港に到着したら、まずはスマホの**「機内モード」をオフ**にしましょう。

STEP 2:データローミングを「オン」にする

これが最も重要な設定です。

iPhoneの場合

  1. **「設定」**アプリを開きます。
  2. **「モバイル通信」**をタップします。
  3. **「通信のオプション」**をタップします。
  4. 「データローミング」オンに切り替えます。

Androidの場合

  1. **「設定」**アプリを開きます。
  2. **「ネットワークとインターネット」または「接続」**をタップします。
  3. **「モバイルネットワーク」**をタップします。
  4. 「データローミング」オンに切り替えます。 (「データローミングを許可しますか?」などのメッセージが表示されたら、「OK」を選択してください。)

これで設定は完了です!通常は自動的に現地のネットワークに接続されます。もし繋がりにくい場合は、設定画面から手動でネットワーク選択を試してみることも可能です。(追加料金はかかりません)

日本に帰国したら「データローミング」はオフに戻そう!

日本国内ではデータローミングを使う必要がないので、帰国したら必ず「データローミング」をオフに戻しておきましょう。オンのままでも料金は発生しませんが、もし海外に行った際にオンのままになっていて、意図せずデータ通信が発生する可能性もゼロではありません。


3. ahamoを海外で使う際の「容量」と「期間」の注意点!高額請求を防ぐために

追加料金なしで使えるahamoの海外データ通信ですが、いくつか注意点があります。

注意点1:データ容量は「月30GB」まで(大盛りオプション契約中でも!)

ahamoの基本データ容量は30GBですが、海外で利用できるデータ量も月間最大30GBまでです。

  • 国内と海外のデータ容量は合算されます。例えば、日本で10GB使っていたら、海外では残りの20GBまでしか使えません。
  • 「ahamo大盛りオプション」(月100GB追加)を契約している場合でも、海外で利用できるデータ量は30GBまでです。大盛りオプションの追加分は海外では適用されません。

**30GBを超過すると、国内外での通信速度が送受信時最大1Mbpsに制限されます。**Webサイトの閲覧やメッセージアプリの利用は可能ですが、動画視聴などは快適ではありません。速度制限を解除するには、**データ容量を追加購入(1GBあたり550円・税込)**する必要がありますが、これは国内利用のみに適用され、海外での速度制限は解除されない点に注意が必要です。

注意点2:海外での利用は「15日間」が目安!

海外でのデータ通信は、**「1回の渡航につき最長15日間」**という利用期間の目安があります。

この15日間を超えて同じ国で利用し続けると、**通信速度が送受信時最大128kbpsに制限されます。**この速度制限は、データ容量を追加購入しても解除されず、日本に帰国するまで継続します。

【15日以上海外に滞在する場合の対処法】

長期滞在で15日を超えそうな場合は、以下のいずれかの対策を検討しましょう。

  1. 現地のWi-Fiを積極的に利用する: ホテルやカフェの無料Wi-Fi、現地のSIMカードやeSIM、またはレンタルWi-Fiルーターなどを併用するのが賢明です。
  2. 一度日本に帰国する: 15日間のカウントは、一度日本に帰国するとリセットされます。

注意点3:音声通話とSMS送信は料金が発生する!

ahamoの海外データ通信は「データ通信」が無料の対象です。電話番号を使った通常の音声通話(国際電話)やSMSの送信には、別途料金が発生します。

  • 通話料金: 滞在国から日本や他の国への通話、滞在国内での通話には料金がかかります。着信も料金が発生する場合があります。
  • SMS送信料金: 1通あたり100円(免税)などの料金が発生します。

【高額請求を防ぐには】

通話やメッセージのやり取りは、なるべくLINEやWhatsAppなどの無料通話・メッセージアプリを利用しましょう。これらのアプリはデータ通信を使うため、30GBのデータ容量内で利用できます。


4. ahamoを海外で使う際のよくある疑問Q&A

Q1. 海外でWi-Fiを使うときは、データローミングはオフにした方がいい?

A. はい、オフにすることをおすすめします。

無料Wi-Fiに接続しているつもりでも、Wi-Fiの接続が不安定になったり、切れたりした場合に、自動的にデータローミングで通信が開始されてしまう可能性があります。大切なデータ容量を無駄に消費しないためにも、Wi-Fi利用時はデータローミングをオフにしておきましょう。

Q2. 海外でデータ通信が繋がらない時はどうすればいい?

A. いくつか確認すべき点があります。

  1. データローミングがオンになっているか再確認。
  2. 機内モードがオフになっているか確認。
  3. スマホを再起動してみる。
  4. スマホの設定でネットワーク事業者を手動で選択してみる。
  5. ahamoの対応国・地域であるか確認する。
  6. 利用しているスマホが、現地の周波数帯に対応しているか確認する。(まれに機種によっては繋がりにくい場合があります)

Q3. 「世界そのままギガ」や「世界ギガし放題」はahamoでも使える?

A. いいえ、ahamoの料金プランでは利用できません。

これらはNTTドコモの従来の料金プラン向けの海外ローミングサービスです。ahamoは、独自の海外データ通信サービスを提供しています。


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まとめ:ahamoと海外旅行をもっと自由に!

ahamoは、海外旅行や出張が多い方にとって、非常に便利な携帯電話プランです。事前の手続き不要で、追加料金なしでデータ通信が利用できるのは、従来の海外ローミングサービスにはない大きな魅力です。

しかし、快適に、そして安心して利用するためには、月間30GBのデータ容量制限と、15日間の利用期間の目安、そして音声通話やSMSには別途料金がかかるという点をしっかりと理解しておくことが大切です。

この記事で解説した設定方法や注意点を押さえて、ahamoと一緒に海外でのスマホライフを存分に楽しんでくださいね!


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