ズバリ!1日入院するといくらぐらいかかるの?🏥💰
病気やケガで入院することになった時、「一体どれくらいお金がかかるんだろう?」って不安になりますよね。特に「普通に1日入院するといくらぐらいかかる」のか、具体的な目安が知りたいと思っている方も多いはず。
実は、入院費用は病気の種類や治療内容、入院日数、加入している保険の種類によって大きく変わってきます。ここでは、一般的な目安と、費用を抑えるポイントを分かりやすくご紹介します!
1. 入院費用の内訳ってどうなってるの?
入院費用は、主に以下の3つの要素で構成されています。
① 医療費(治療費)
診察、検査、手術、投薬、リハビリなど、病気の治療にかかる費用です。これは公的医療保険(健康保険など)が適用される部分なので、原則として自己負担は3割(年齢や所得によって異なる)です。
② 食事代
入院中の食事にかかる費用です。これは医療費とは異なり、医療保険の適用外なので、自己負担となります。1食あたり数百円程度で、1日あたり1,000円〜1,500円くらいが目安です。
③ 差額ベッド代(室料差額)
個室や少人数部屋を希望した場合にかかる費用です。大部屋(多床室)であればかかりませんが、個室などを利用すると、この費用が発生します。これは医療保険の適用外で、全額自己負担です。病院や部屋のタイプによって大きく異なり、1日あたり数千円〜数万円以上かかることもあります。
2. 実際、1日入院するといくらくらい?具体的な目安
「入院1日いくらかかる」のか、具体的な数字を見てみましょう。
健康保険適用の場合(3割負担)
例えば、風邪や軽度の肺炎などで数日〜1週間程度入院する場合を考えてみます。
医療費: 病状や治療内容によって大きく変動しますが、1日あたり数千円〜数万円。自己負担は3割なので、1日あたり数千円〜1万円程度が目安になることが多いです。
食事代: 1日あたり約1,000円〜1,500円。
差額ベッド代: 大部屋なら0円。個室なら数千円〜数万円。
これらを合わせると、大部屋利用で軽度の病気であれば、1日あたり3,000円〜1万円強くらいが目安になることが多いです。もちろん、手術が必要な場合や長期入院(1年入院 費用、入院1ヶ月など)になると、総額は大きく跳ね上がります。
高額療養費制度を知っておこう!
「入院費 どれくらいかかる」という不安を軽減してくれるのが、日本の公的医療保険制度にある高額療養費制度です。これは、ひと月の医療費が自己負担限度額を超えた場合、超えた分の金額が払い戻される制度です。
自己負担限度額は所得によって異なりますが、例えば一般的な所得の方であれば、おおよそ月額8万円〜9万円程度が目安となります。つまり、どんなに医療費がかかっても、ひと月の上限額を超えて医療費を支払う必要は原則ありません(ただし、食事代や差額ベッド代は対象外です)。
「入院費 月またぐと高い」と言われることがありますが、これは高額療養費制度が**「月ごと」に適用される**ためです。例えば、月末に入院して翌月まで治療が続くと、それぞれの月で自己負担限度額が発生し、結果的に総額が高くなることがあるためです。
3. 入院費用を抑えるためのポイント
少しでも入院費用を抑えたい、という方のために、いくつかポイントをご紹介します。
① 大部屋(多床室)を選ぶ
差額ベッド代は大きな出費になりがちです。個室へのこだわりがなければ、まずは保険診療で利用できる大部屋を選ぶことで、かなりの費用を抑えられます。
② 民間医療保険を検討する
公的医療保険だけでは賄えない、食事代や差額ベッド代、さらには入院中の収入減をカバーするために、民間医療保険に加入しておくのも一つの手です。入院日数に応じて給付金が支払われるタイプや、手術給付金が出るタイプなど、様々な商品があります。
③ 高額療養費制度の活用
事前に「限度額適用認定証」を申請しておけば、窓口での支払いが最初から自己負担限度額までで済みます。後から払い戻しを受ける手間が省けるので、事前に確認しておきましょう。
④ 入院期間の短縮
医師と相談し、可能な限り入院期間を短くすることも費用を抑えることにつながります。最近では「入院5日以上とは」というように、なるべく短期入院で済ませる治療も増えています。
まとめ:入院費用はケースバイケース!でも目安は知っておこう
「普通に1日入院するといくらぐらいかかる」かは、病状や治療内容、そしてあなたが個室を選ぶかどうかで大きく変わります。
しかし、公的医療保険の「高額療養費制度」があるため、医療費自体が青天井になる心配はほとんどありません。まずは大部屋を利用し、食事代と合わせて1日あたり数千円〜1万円強を目安に考えておくと良いでしょう。
もし入院することになったら、まずは病院の医療相談室やソーシャルワーカーに相談してみるのもおすすめです。費用について詳しく教えてくれますよ。
入院は不安なものですが、費用の目安を知っておけば、少しは気持ちが楽になるのではないでしょうか。