「個別に」って英語でどう言うの?シチュエーションで使い分けよう!


日本語の「個別に」という言葉、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使いますよね。でも、これを英語にしようとすると、いくつか表現があって迷ってしまうことはありませんか? 実は、「個別に」という言葉が持つニュアンスや、どんなシチュエーションで使うかによって、ぴったりの英語表現が変わってくるんです。今回は、それぞれの英語表現簡単に、そして分かりやすく解説していきますね!


1.一番よく使う「individually」

個別に」という言葉で、まず思い浮かぶのが「individually」ではないでしょうか。これは、一つ一つ、または一人一人に焦点を当てる場合に最も一般的に使われます。

どんな時に使う?

  • 一人ずつに何かを伝える時

    • "I will speak to each student individually."(生徒一人一人に個別に話します。)

    • "Please address the questions individually."(質問に個別に答えてください。)

  • 別々に、単独で何かを扱う時

    • "Each item is packed individually."(それぞれの品物は個別に包装されています。)

    • "We evaluated each candidate individually."(私たちは候補者一人一人を個別に評価しました。)

individually」は、集団の中から個々を区別して扱う、というニュアンスが強いです。


2.「separately」で「分けて」のニュアンス

次に「separately」です。これは「分けて」「別々に」という意味合いが強く、物理的に何かを分離する、あるいは別々の行動をとる場合に使うと自然です。

どんな時に使う?

  • 物理的に分ける時

    • "Please submit the report and the presentation separately."(レポートとプレゼンテーションは個別に(別々に)提出してください。)

    • "The two rooms are heated separately."(その2つの部屋は個別に(別々に)暖房されています。)

  • 別々の場所や時間に行動する時

    • "They decided to travel separately."(彼らは個別に(別々に)旅行することに決めました。)

    • "We’ll discuss this topic separately in the next meeting."(このトピックについては、次回の会議で個別に(別途)議論しましょう。)

separately」は、一緒にするのではなく、意図的に分離するという場面で活躍します。


3.「personally」で「個人的に」を強調!

personally」は、「個人的に」という意味合いが強く、「個人の立場から」「個人的見解として」というニュアンスで使われます。必ずしも「一つ一つ分ける」という意味ではありませんが、個人としての視点を強調したい時に使えます。

どんな時に使う?

  • 個人的な意見や感想を述べる時

    • "Personally, I think it's a great idea."(個人的には、それは素晴らしいアイデアだと思います。)

    • "I took his comments personally."(彼のコメントを個人的に受け取ってしまった。)

  • 自分自身が直接行うことを示す時

    • "I will contact him personally."(私が個別に(直接)彼に連絡します。)

    • "The CEO personally thanked each employee."(CEOは従業員一人一人に個人的に感謝を述べた。)

personally」は、他の人ではなく自分自身が関わること、あるいは個人としての感情や意見を示す際に適しています。


4.「one-on-one」で「一対一」を明確に!

one-on-one」は、文字通り「一対一で」という意味で、「個別の面談」や「個別の指導」など、二者間でのやり取りを強調したい場合に非常に便利です。

どんな時に使う?

  • 一対一の面談やミーティング

    • "I have a one-on-one meeting with my manager tomorrow."(明日、上司と個別の面談があります。)

    • "The teacher provides one-on-one instruction for students who need extra help."(その先生は、追加の助けが必要な生徒に個別の指導を提供しています。)

  • 個別の指導やコーチング

    • "He offers one-on-one coaching sessions."(彼は個別のコーチングセッションを提供しています。)

one-on-one」は、特に対面での個別対応を指す際に使われることが多いです。


まとめ:シチュエーションに合わせて使い分けよう!

個別に」を英語で表現する際は、そのシチュエーション伝えたいニュアンスによって、適切な単語を選ぶことが大切です。

  • 一つ一つ、一人一人に焦点を当てるなら:「individually

  • 物理的に分ける、別々に行動するなら:「separately

  • 個人的な見解や、自分自身が直接関わるなら:「personally

  • 一対一の対応を指すなら:「one-on-one

これらの違いを意識して使いこなせるようになれば、あなたの英語表現はもっと豊かになりますよ! ぜひ今日の学びを活かして、様々な場面で使ってみてくださいね。

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