ぴったりメガネで印象アップ!失敗しないサイズの選び方と顔の測り方ガイド
「メガネを買い換えたいけど、どんなサイズを選べばいいんだろう…」「いつもなんとなく選んでしまって、しっくりこない」と感じている方はいませんか?メガネは顔の印象を大きく左右する大切なアイテム。サイズが合っていないと、見た目の印象が悪くなるだけでなく、かけ心地も悪くなってしまいます。
この記事では、あなたにぴったりのメガネを見つけるために、メガネのサイズの表示の見方から、ご自身の顔の大きさの測り方、そして最適なサイズの選び方まで、詳しく解説していきます。もう「なんとなく」で選ぶのは卒業して、最高の1本を見つけましょう!
なぜメガネのサイズ選びが大切なの?
メガネのサイズが合っていないと、こんなデメリットがあります。
- 見た目の印象がダウン: 顔から浮いて見えたり、逆に小さすぎたりすると、バランスが悪く見えてしまいます。せっかくのオシャレも台無しに。
- かけ心地の悪さ: フレームが顔に食い込んだり、ずり落ちたりして、集中力が途切れる原因に。頭痛や肩こりの原因になることもあります。
- 視界の歪み: レンズの中心と目の中心が合わないと、視界が歪んで見えたり、目が疲れやすくなったりすることがあります。
ぴったりサイズのメガネは、快適なかけ心地はもちろん、あなたの魅力を最大限に引き出し、知的な印象や垢抜けた印象を与えてくれます。
メガネのサイズの表示、どこを見ればいい?
メガネのフレームには、実はたくさんの数字が刻印されています。これらが「メガネのサイズ」を表しています。一般的には、テンプル(つる)の内側やブリッジの裏側などに記載されています。
記載されている数字は、主に以下の3つです。
- レンズ横幅(玉型サイズ): レンズ1枚の横幅を表します。
- ブリッジ幅(鼻幅): 左右のレンズをつなぐ部分の幅を表します。
- テンプル長(つるの長さ): フレームの端から耳にかける部分までの長さを表します。
例:「52 □ 18 - 140」と表示されている場合
- 52: レンズ横幅が52mm
- 18: ブリッジ幅が18mm
- 140: テンプル長が140mm
これらの数字は、メガネを選ぶ上で非常に重要な情報です。特に「レンズ横幅」と「ブリッジ幅」は、フレーム全体の幅を把握するために欠かせません。
自分の顔の大きさを測ってみよう!
メガネを選ぶ前に、まずはご自身の顔のサイズを把握しましょう。特に重要なのは「瞳孔間距離(PD値)」と「顔の横幅」です。
1. 瞳孔間距離(PD値)の測り方
PD値とは、右目の瞳孔の中心から左目の瞳孔の中心までの距離のことです。このPD値とメガネのレンズ中心が合っていると、最も自然で快適な視界が得られます。
測り方(簡易版):
- 鏡の前に立ち、定規を眉毛のあたりに水平に当てます。
- 片方の目を閉じ、もう片方の目の瞳孔の中心と定規の0の位置を合わせます。
- そのまま定規を動かさずに、もう一方の目を開け、閉じていた目の瞳孔の中心が定規のどこを指しているかを確認します。その数値が簡易的なPD値です。
- 注意: 正確なPD値は眼科やメガネ専門店で測定してもらうのが確実です。自宅での測定はあくまで目安としてください。
2. 顔の横幅の測り方(メガネの「総横幅」の目安に)
- 鏡の前に立ち、定規やメジャーを使って、顔の最も幅が広い部分(こめかみあたり)の横幅を測ります。
- もしくは、今お使いのメガネで「快適だ」と感じるものがあれば、そのメガネの「総横幅」を測ってみましょう。メガネの左右の一番外側から外側までの距離です。
理想のメガネサイズを見つけるためのチェックポイント
PD値と顔の横幅が分かったら、いよいよメガネ選びです。以下のポイントを参考に、自分にぴったりのサイズを見つけましょう。
1. メガネの「総横幅」と顔の横幅を合わせる
メガネの「総横幅」とは、「レンズ横幅×2+ブリッジ幅」で計算されるおおよその幅です。
このメガネの総横幅が、ご自身の顔の横幅とほぼ同じか、顔より少しだけ外に出るくらいが理想的です。
- 顔より小さい: 顔の肉がフレームに乗って見えたり、窮屈な印象を与えてしまいます。
- 顔より大きい: 顔から浮いて見えたり、バランスが悪く見えます。
2. 瞳孔間距離(PD値)とレンズの中心を合わせる
メガネをかけた時に、ご自身の瞳孔の中心が、レンズのほぼ中心(光学中心)に来るのが理想です。
これを測るには、以下の計算式が目安になります。
理想のレンズ横幅 = (PD値 ÷ 2) - (ブリッジ幅 ÷ 2)
- 例: PD値が64mm、ブリッジ幅が18mmの場合 (64 ÷ 2) - (18 ÷ 2) = 32 - 9 = 23mm この場合、レンズ横幅が23mmくらいのフレームが光学的に理想的…となりますが、実際にはこの計算式だけで完璧なフレームが見つかるわけではありません。あくまでレンズ横幅とブリッジ幅のバランスを考える上での目安としてください。 最も重要なのは、実際に試着して、瞳孔がレンズの中心に来ているか、そして違和感がないかを確認することです。
3. テンプル長(つるの長さ)の確認
テンプルは、メガネを支える大切な部分です。
- 短すぎる: 耳の裏に届かず、ずり落ちやすくなります。
- 長すぎる: 耳の裏で余ってしまい、安定しません。
テンプルは、耳の付け根から後方に2~3cm程度まで回り込む長さが理想的です。これも実際に試着して、耳の裏にしっかりフィットするか、痛みがないかを確認しましょう。
4. ブリッジ幅(鼻幅)の確認
ブリッジは、メガネを支える土台となる部分です。
- 狭すぎる: 鼻に食い込み、跡がつきやすくなります。
- 広すぎる: メガネが鼻の上で安定せず、ずり落ちやすくなります。
ブリッジ幅は、鼻の幅に合っているか、鼻パットが鼻にしっかりと乗っているかを確認しましょう。鼻パットの調整ができるタイプだと、より細かなフィット感が得られます。
サイズ選びの最終兵器は「プロのフィッティング」
ここまで様々なサイズ選びのポイントをご紹介しましたが、やはり最終的に一番大切なのは、メガネ専門店でのプロによるフィッティングです。
- 専門スタッフは、あなたの顔の形や特徴、PD値を正確に測定し、最適なフレームサイズを提案してくれます。
- 選んだフレームの微調整(テンプルの曲げ具合や鼻パットの調整など)を行うことで、かけ心地は格段にアップします。
- レンズの中心と瞳孔の位置を正確に合わせることで、視界の快適さも保証されます。
たとえ通販で気に入ったフレームを見つけても、実店舗でフィッティングしてもらうことを強くおすすめします。
まとめ:サイズにこだわって、メガネでもっと輝こう!
メガネのサイズ選びは、見た目の印象はもちろん、かけ心地や視界の快適さに直結する重要なプロセスです。レンズ横幅、ブリッジ幅、テンプル長といった表示を理解し、ご自身の顔のサイズを把握することで、理想のメガネにぐっと近づけます。
そして、最終的にはメガネ専門店のプロの力を借りて、最高のフィッティングをしてもらいましょう。あなたにぴったりのメガネは、きっとあなたの毎日をより快適に、そしてあなたの個性をより輝かせてくれるはずです。