ポスト投函で「インして終わり」!佐川急便の「飛脚メール便」と「飛脚ゆうメール便」を徹底解説


「佐川急便って、ポスト投函できるサービスがあるの?」「忙しくてなかなか発送に行けないから、ポストに入れられると便利なんだけど…」そう思っている方もいるのではないでしょうか。

佐川急便には、まさに「インして終わり」で手軽に送れる、ポスト投函型の配送サービスがあります。それが**「飛脚メール便」「飛脚ゆうメール便」**です。この記事では、それぞれのサービスの特徴や、どんなものを送れるのか、料金や利用方法まで、分かりやすく解説していきます。手軽に送りたい荷物がある方は、ぜひ参考にしてみてください!


佐川急便のポスト投函サービス「飛脚メール便」と「飛脚ゆうメール便」とは?

佐川急便には、ポスト投函で配達が完了する便利なサービスが2種類あります。

1. 飛脚メール便(旧:佐川メール便)

  • 特徴: 佐川急便独自の配送網を利用したポスト投函サービスです。比較的安価で、法人顧客向けのサービスとして提供されています。

  • 主な利用シーン: 企業間の書類、パンフレット、カタログ、CD・DVDなどの小冊子、DM(ダイレクトメール)といった、法人向けのDMや販促物の発送に多く利用されます。

  • 利用方法: 主に法人契約者向けのサービスであり、個人の利用は限られます。佐川急便の営業所に持ち込むか、集荷を依頼して発送します。専用のバーコードを貼る必要があります。

  • 追跡: 基本的に追跡サービスはありません。配達完了の確認はできません。

  • 配達日数: 発送から到着まで3日〜1週間程度かかることが一般的です。エリアや時期によって変動します。

  • 料金: サイズや重さによって異なりますが、他の宅配便サービスに比べて安価です。

2. 飛脚ゆうメール便(佐川急便が差出人となるゆうメール)

  • 特徴: 佐川急便が荷物を受け取り、郵便局(日本郵便)の「ゆうメール」として発送するサービスです。日本郵便の配送網を利用するため、全国どこでも均一料金で送れるのが特徴です。

  • 主な利用シーン: 主に法人顧客向けで、書籍、CD・DVD、会報誌、カタログなど、「信書(手紙)」に当たらない印刷物や電磁的記録媒体を送るのに適しています。個人がAmazonなどで購入した商品が、このサービスで届くこともあります。

  • 利用方法: 佐川急便の営業所または取扱店に持ち込むか、集荷を依頼して発送します。こちらも専用のバーコードが必要になります。

  • 追跡: 追跡サービスはありません

  • 配達日数: 発送から到着まで3日〜1週間程度かかることが一般的です。ゆうメールの配達日数に準じます。

  • 料金: サイズや重さによって異なりますが、飛脚メール便と同様に安価です。

両サービスの共通点と違い

サービス名配送網主な利用者追跡配達日数送れるもの(例)
飛脚メール便佐川急便法人なし3日〜1週間程度DM、カタログ、パンフレットなど(信書不可)
飛脚ゆうメール便日本郵便(ゆうメール)法人なし3日〜1週間程度書籍、CD・DVD、会報誌など(信書不可)

※「信書」とは、「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書」のこと。手紙や請求書などが該当し、これらをメール便で送ることは法律で禁止されています。


ポスト投函できる荷物のサイズ・重さ・送れるもの

どちらのサービスも、ポスト投函であるため、サイズや重さ、そして送れるものの種類に制限があります。

サイズと重さの目安

  • 厚さ: 基本的に3cm以内

  • 重さ: 基本的に1kg以内

  • サイズ: 縦+横+高さの合計が、おおよそ70cm以内(最小サイズも規定あり)

    • ポストの投函口に入るサイズである必要があります。

送れるもの・送れないもの

  • 送れるもの(例):

    • カタログ、パンフレット、会社案内

    • フリーペーパー、会報誌

    • 書籍、雑誌

    • CD、DVD

    • 薄手の衣料品、小物(ただし、信書に当たらないもの

  • 送れないもの(例):

    • 信書(手紙、請求書、納品書、許可証、証明書など)

      • ※信書を送りたい場合は、郵便局の「手紙」や「定形外郵便物」を利用しましょう。

    • 現金、有価証券

    • 貴金属、宝石

    • 美術品、骨董品

    • 割れ物、精密機器などの壊れやすいもの

    • 生もの、危険物

    • その他、航空便に搭載できないもの(スプレー缶など)

【重要!】「信書」の送付について

「信書」は、郵便法で郵便事業者が独占的に取り扱うこととされており、宅配便やメール便で送ることはできません。知らずに送ってしまうと、罰則の対象となる可能性があるので注意が必要です。信書に該当するかどうかの判断は難しいため、不安な場合は日本郵便のウェブサイトを確認するか、窓口で相談することをおすすめします。


ポスト投函サービスのメリット・デメリット

メリット

  • 手軽に発送できる: ポスト投函できるため、集荷を待ったり、営業所に行ったりする手間が省け、「インして終わり」で非常に便利です。

  • 料金が安価: 宅配便に比べて送料を大幅に抑えることができます。

  • 再配達の手間がない: ポスト投函なので、受取人が不在でも配達が完了します。

デメリット

  • 追跡ができない: 荷物の現在地や配達完了状況をリアルタイムで確認できません。

  • 補償がない: 紛失や破損の場合の補償がない、または限定的です。高価なものや破損しやすいものは送らない方が良いでしょう。

  • 配達日数がかかる: 宅配便に比べて配達に時間がかかります。急ぎの荷物には向きません。

  • 送れるものが限られる: サイズや重さ、内容物に厳しい制限があります。特に「信書」を送れない点に注意が必要です。

  • 主に法人向け: 個人での利用は、契約や集荷の点でハードルが高い場合があります。


まとめ:手軽さと安さが魅力!用途に合わせて賢く利用しよう

佐川急便の「飛脚メール便」と「飛脚ゆうメール便」は、追跡や補償はないものの、手軽にポスト投函できて送料が安価という大きなメリットがあります。特に企業がDMやカタログ、会報誌などを大量に発送する際に非常に便利なサービスです。

ただし、個人で利用する場合は、契約が必要になる場合や、送れるものに制限がある点に注意が必要です。また、急ぎの荷物や重要な書類、高価なものには向かないため、それぞれの特徴を理解して、用途に合わせて賢く使い分けることが大切です。

ポスト投函サービスを上手に活用して、あなたの発送業務をよりスムーズに効率化してくださいね!


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