もう悩まない!1歳児の離乳食完了期、進め方とおすすめメニュー
「離乳食完了期って、どう進めたらいいの?」「もう大人と同じものを食べさせていいのかな?」
1歳を迎え、離乳食完了期に入ると、食べるものや量、進め方について、また新たな疑問や不安が出てきますよね。この時期は、食べられる食材がぐっと増え、食べる楽しさを知る大切なステップです。
今回は、1歳児の離乳食完了期の進め方と、忙しいママ・パパでも手軽に作れるおすすめメニューを分かりやすくご紹介します。
1. 離乳食完了期の進め方:3つのポイント
離乳食完了期は、一般的に1歳〜1歳半頃を指します。この時期をスムーズに進めるためのポイントを見ていきましょう。
POINT① 固さの目安は「肉団子」くらい
奥の歯茎で噛みつぶせる固さが目安です。
柔らかく煮た肉団子やバナナくらいの固さを意識して、少しずつ食べさせてみましょう。
POINT② 食事の回数は1日3回
朝・昼・晩と、大人と同じように1日3回の食事のリズムを確立しましょう。
食事と食事の間に、おにぎりやパン、果物などのおやつを1〜2回挟むことで、必要な栄養を補給できます。
POINT③ 食べたい意欲を尊重する
自分でスプーンやフォークを使いたがったり、手づかみで食べたがったりする時期です。
多少散らかっても、自分で食べる楽しさを経験させてあげましょう。
テーブルや床に新聞紙などを敷いておくと、後片付けが楽になります。
2. 1歳児におすすめ!栄養満点メニュー
この時期の食事は、栄養バランスが特に重要です。主食、主菜、副菜を意識してメニューを組み立ててみましょう。
【主食】
軟飯(お米を柔らかめに炊いたもの):
お粥から軟飯に移行する時期です。水分量は、お米1に対して水1.5くらいから試してみましょう。
食パン(耳なし):
手づかみ食べの練習に最適です。食べやすい大きさに切ってあげましょう。
うどん・パスタ:
食べやすいように短く切って、野菜などを加えて具だくさんにすると栄養も取れます。
【主菜】
ひき肉のそぼろ:
鶏ひき肉や豚ひき肉を、だし汁と醤油で味付けします。
ご飯にかけたり、うどんに混ぜたり、アレンジが豊富です。
白身魚のソテー:
タラやタイなどの白身魚は、骨がなく柔らかいので食べやすいです。
少量の油でソテーし、レモン汁や少量の醤油で風味をつけましょう。
【副菜】
温野菜(にんじん、ブロッコリーなど):
柔らかく茹でて、食べやすい大きさにカットします。
豆腐と野菜の味噌汁:
薄味で作り、具材を小さく切れば、栄養たっぷりのメニューになります。
3. 食事作りの負担を減らす「カンタン調理のコツ」
毎日の食事作りは大変ですよね。少しでも負担を減らすためのコツをご紹介します。
作り置きを活用する:
野菜はまとめて茹でて冷凍保存しておくと、使いたいときにすぐに使えて便利です。
ひき肉そぼろや鶏肉の蒸し煮なども、まとめて作っておくといろいろな料理にアレンジできます。
大人の料理から取り分ける:
カレーやシチューを作る際は、ルーを入れる前に子どもの分を取り分け、薄味で仕上げましょう。
野菜炒めや煮物なども、味付け前に取り分ければ、手間なく一品作れます。
まとめ
離乳食完了期は、赤ちゃんが「食べる」ことに意欲を持ち、食事が楽しいものだと知る大切な時期です。
固さは肉団子くらい
食事の回数は1日3回
自分で食べる意欲を大切にする
この3つのポイントを意識して、無理のない範囲で進めていきましょう。
焦らず、赤ちゃんのペースに合わせて、親子で楽しい食事の時間を過ごしてくださいね。