1歳児の運動能力を伸ばす！遊びながらできる3つの促し方
1歳になると、赤ちゃんはハイハイやつかまり立ち、そしてあんよへと、驚くほどのスピードで運動能力を発達させます。この時期は、ただ見守るだけでなく、遊びを通してお子さんの運動能力をさらに引き出してあげることが大切です。
今回は、1歳児の運動能力を楽しく促すための3つの方法をご紹介します。
1. 「歩く意欲」を引き出す遊び
まだよちよち歩きのお子さんにとって、「歩く」ことは大冒険です。遊びを通して、あんよの楽しさを教えてあげましょう。
大人がお手本を見せる:
パパやママが楽しそうに歩いている姿を見せるだけでも、お子さんは「やってみたい！」という意欲を刺激されます。
手押し車やベビーウォーカーを活用:
お子さんのペースで、安全に歩く練習ができます。おもちゃの車を押しながら、リビングを一周してみるだけでも、良い運動になります。
大好きなおもちゃで誘導:
お子さんの手の届かないところに、好きなおもちゃを置いてみましょう。「とってごらん」と声をかけながら、少しずつ距離を伸ばしていくと、歩く練習になります。
2. 「バランス感覚」を養う遊び
バランス感覚は、転ばずに安定して歩くために欠かせない能力です。
デコボコ道に挑戦:
公園の芝生や、少し凸凹した道の上を歩かせてみましょう。足の裏で地面の感触を感じることで、バランスを取る練習になります。
バランスボールで遊ぶ:
バランスボールに座らせてあげたり、一緒にゴロゴロ転がしたりするだけでも、体幹が鍛えられ、バランス感覚を養うことができます。
3. 「手と足の協調性」を育む遊び
手と足を連動させて動かす「協調性」は、今後の運動能力の発達に非常に重要です。
ボール遊び:
座った状態でボールを転がしあったり、投げたりすることで、手と足の連動性が育まれます。
階段の上り下り:
大人が手をつないで、一段一段ゆっくりと階段の上り下りをさせてみましょう。手で手すりを掴み、足で段を踏みしめることで、手と足の協調性が養われます。
まとめ
1歳児の運動能力は、無理に訓練するものではありません。
今回ご紹介したような遊びを通して、お子さん自身が**「楽しい！」**と感じることが、最も大切な成長の促し方です。
ぜひ、お子さんとの遊びの時間にこれらのアイデアを取り入れて、運動能力だけでなく、親子の絆も深めてくださいね。