新生児の体重増加:目安と注意点|健康的な成長を見守るポイント
新生児の成長で一番気になるのが「体重増加」ですよね。
「増えすぎ?少ない?」「母乳やミルク足りてる?」と心配になるママ・パパも多いはず。
この記事では、新生児の体重増加の目安と、注意すべきポイント、家庭でできるサポートをわかりやすくまとめました。
新生児の体重増加の目安
生後すぐから1か月の新生児は、体重がぐんぐん増えます。
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生後0〜1週:出産直後は一時的に体重が減る(生理的体重減少)
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生後1週〜1か月:1日あたり約25〜30g増加が目安
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1か月健診時:出生体重の約1.5倍になっていれば順調
母乳育児でもミルク育児でも、成長曲線の範囲内ならOKです。
体重増加が少ないときのチェックポイント
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授乳回数は1日8回以上あるか
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授乳後に満足しているか(泣きやまずに欲しがるなら不足かも)
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おしっこ・うんちの回数(1日5〜6回以上が目安)
少なすぎる場合は、母乳量の確認やミルクの追加を検討しましょう。
体重増加が多すぎるときの注意点
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ミルクの量や間隔が適正か
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早すぎる離乳食開始はしていないか
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哺乳後の吐き戻しが多くないか
過剰な体重増加は将来的な肥満リスクにもつながるため、健診で相談すると安心です。
健康的な体重増加をサポートする方法
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授乳やミルクは赤ちゃんの欲求に合わせてこまめに
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授乳姿勢を見直して飲みやすいポジションに
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定期的にベビースケールで体重を測定し、成長曲線をチェック
受診を検討すべきサイン
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体重が2週以上増えない
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授乳後もぐったりしている
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顔色が悪い、黄疸が強い
こうした場合は、早めに小児科で相談しましょう。
まとめ
新生児の体重増加は、赤ちゃんの健康状態を知る大切な指標。
数字に一喜一憂せず、授乳の様子や機嫌もあわせて観察することがポイントです。
心配なときは無理せず専門家に相談して、安心して成長を見守りましょう。