よちよち歩きを応援!歩き始めの赤ちゃんのための靴選びと安全対策
「つかまり立ちから、いよいよ一人で歩き始めた!」
お子さんの初めての一歩は、本当に感動的な瞬間ですよね。でも同時に、「どんな靴を履かせればいいの?」「家の中の安全対策はこれでいいのかな?」と、不安になる方も多いのではないでしょうか。
赤ちゃんが安全に、そして健やかに歩く練習をするためには、パパやママの適切なサポートが不可欠です。
この記事では、歩き始めの赤ちゃんのために知っておきたい靴選びのポイントと、家庭でできる簡単な安全対策をわかりやすく解説します。
赤ちゃんの足の発達を妨げない!ファーストシューズの選び方
「ファーストシューズ」は、初めて外を歩くための特別な靴です。しかし、実はファーストシューズを履かせる前に、家の中で履かせる練習用の「ルームシューズ」から始めるのが理想的とされています。
【靴選びの3つのポイント】
軽くて柔らかい素材を選ぶ
赤ちゃんの足は骨が柔らかく、筋肉も発達途中です。重くて硬い靴は、足に負担をかけてしまい、正しい歩き方を妨げる原因になります。
靴底が柔らかく、簡単に曲がるもの
通気性の良い素材(メッシュなど)
足のサイズと形にぴったり合ったものを選ぶ
大きすぎる靴は、つま先が曲がり、つまずきの原因になります。小さすぎる靴は、足の成長を妨げ、変形させてしまう可能性があります。
足のサイズを正確に測る: 赤ちゃん用の足の計測器(フットメジャー)を使うのがおすすめです。
つま先に5mm〜1cmほどの余裕があるか確認
足の甲や幅が締め付けられていないか確認
着脱がしやすく、しっかり固定できるものを選ぶ
面ファスナー(マジックテープ)で留めるタイプは、着脱が簡単で、足の甲をしっかりと固定できるため、おすすめです。
室内も危険がいっぱい!歩き始めの安全対策3選
よちよち歩きは、転びやすいもの。ご家庭の中にも、危険が潜んでいるかもしれません。
1. 家具の角にはコーナーガードを!
テーブルや棚の角は、つまずいて転んだ時に頭をぶつける危険があります。
クッション性の高いコーナーガードを貼り付けましょう。
見た目が気になる場合は、透明なタイプや、色味を合わせたものを選ぶと、部屋の雰囲気を壊さずに済みます。
2. 滑りやすい床には滑り止め対策を!
フローリングやタイルなどの床は、転倒の原因になります。
ジョイントマットを敷き詰めると、転んだ時の衝撃を吸収してくれるだけでなく、滑り止めの効果もあります。
ラグやカーペットを選ぶ場合は、裏に滑り止め加工が施されているものを選びましょう。
3. 誤飲の可能性のあるものを片付ける!
床をハイハイしたり、物を口に入れたりするのが大好きな赤ちゃん。
床に小さな物を置かない: ボタン電池や、おもちゃの小さな部品などは、手の届かない場所にしまいましょう。
コード類をまとめる: テレビや家電のコードは、引っ張って転んだり、首に絡まったりする危険があります。
ベビーゲートの設置: 階段の上下や、キッチンなど、危険な場所にはベビーゲートを設置して、赤ちゃんの侵入を防ぎましょう。
まとめ:親が見守り、赤ちゃんは自由に歩く!
お子さんが一人で歩き始める時期は、パパやママにとっても喜びと少しの不安が入り混じるものです。
適切な靴を選び、家庭内の安全を確保することで、赤ちゃんはのびのびと、そして安全に歩く練習をすることができます。
**「危ないからダメ!」と行動を制限するのではなく、「どうすれば安全にできるか」という視点で環境を整えてあげることが、お子さんの「自分でやってみたい!」**という自立心を育むことにつながります。
この時期を大切に、たくさん応援してあげてくださいね。