【未就学児の冬の過ごし方】風邪・感染症から子どもを守る!手洗い・うがい習慣の育て方


寒くなる季節、幼稚園や保育園では風邪やインフルエンザ、胃腸炎などの感染症が一気に流行します。
特に免疫力がまだ十分に発達していない**未就学児(3〜6歳)**は、ちょっとした油断で体調を崩しやすい時期。

そこで今回は、冬を元気に乗り切るための「正しい手洗い・うがい習慣」と、「家庭でできる感染症予防対策」をやさしく解説します。


◆ なぜ冬は感染症が流行しやすいの?

冬は空気が乾燥し、ウイルスが長く空気中に漂いやすくなるため、感染が広がりやすくなります。
さらに暖房で部屋が乾燥し、喉や鼻の粘膜が乾くことでウイルスが侵入しやすくなるのも原因です。

特に未就学児は、

  • 手で鼻や口を触る

  • おもちゃやタオルを共有する

  • 手洗い・うがいが不十分
    といった行動から感染リスクが高まります。


◆ 冬の健康を守る基本:手洗い・うがいの重要性

🔹 手洗いの目的

手についたウイルスを物理的に洗い流すことが最も効果的な予防方法です。
特に以下のタイミングでは必ず手洗いをしましょう。

✅ 外から帰ったとき
✅ トイレのあと
✅ 食事・おやつの前
✅ 咳・くしゃみをしたあと

🔹 うがいの目的

喉の粘膜に付着したウイルスを洗い流し、繁殖を防ぐことができます。
冷たい水よりも、ぬるま湯や緑茶うがいが効果的。緑茶に含まれるカテキンには抗菌作用があります。


◆ 正しい手洗いの方法(親子で一緒に練習!)

1️⃣ 水で手を濡らし、石けんをつける
2️⃣ 手のひら同士をこすり合わせる
3️⃣ 手の甲、指の間、指先・爪の間を丁寧に
4️⃣ 親指の付け根、手首も忘れずに
5️⃣ すすぎ残しがないようにしっかり流す
6️⃣ 清潔なタオルで水分を拭き取る

🌟 ポイント:15〜20秒以上かけて洗うこと!
子どもには「ハッピーバースデーの歌を2回歌う間洗おうね♪」と伝えると楽しく習慣化できます。


◆ 正しいうがいの仕方

1️⃣ まず軽く口をすすいで食べかすやほこりを取る
2️⃣ 少量の水を含み、「あー」と声を出しながら喉の奥でうがい
3️⃣ 1回あたり10〜15秒ほどを2〜3回繰り返す

※無理に長くやらせるとむせてしまうので、短く楽しくがコツです。


◆ 家庭でできる感染症予防の工夫

  • 加湿器や濡れタオルで部屋の湿度を40〜60%に保つ

  • 子どものマスク着用は短時間でOK(無理に長時間つけると息苦しくなる)

  • 睡眠・食事リズムを整える(免疫力アップの基本)

  • 手すり・おもちゃの除菌を週1回(アルコールや次亜塩素酸で軽く拭く)

  • 外出後は「手洗い→うがい→着替え」ルーティンを徹底


◆ 子どもが「やりたくなる」習慣化のコツ

💡 遊び感覚でできる工夫

  • 泡ハンドソープを「もこもこ泡遊び」に変える

  • 手洗いスタンプやシールを使う

  • 歌やリズムに合わせて洗う(例:「手を洗おう♪」の歌)

💡 親も一緒にやる
子どもは親の真似が大好き。親が率先して手洗い・うがいをすることで、「一緒にやる=楽しい」と感じるようになります。


◆ まとめ

予防習慣 ポイント
手洗い 指先・手首まで20秒、泡でしっかり洗う
うがい ぬるま湯や緑茶で10秒×2〜3回
室内環境 湿度40〜60%をキープ
習慣化 歌やシールで楽しく学ぶ

冬の感染症予防は「手洗い・うがい」が基本ですが、親子で楽しく続けることが一番のポイントです。
毎日の小さな習慣が、子どもの健康と家族の笑顔を守ります。

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